こんにちは、まっつーです。
今回は私が好きな本の一つである、細田功さんの著書【具体↔抽象トレーニング】を私の解釈ベースに紹介していきます。
突然ですが、あなたは誰かと会話をしていいる最中話が脱線し「何の話だっけ?」となったことはありませんか?
例えば、陸上の話をしていたらいつの間にかマリオスポーツの話になったりとか、はたまた全く関係ないラーメンの話をしていたりとか。
そうなると相手からしたら、「急に変な話をし始めたぞ?」と思われてしまい、話を聞かない人だ!と認定されてしまいます。
実はこうなる原因には「具体と抽象」意識していないことが原因としてあります。
この記事を読むことで、「具体と抽象」を理解し「自分と相手の話していること分かるようになる力」を手に入れましょう。
目次
具体と抽象の違いを理解しろ!
ここでは具体と抽象の違いを解説します。そのために一つたとえ話をしましょう。
あなたは五歳児の子供です。部屋が散らかっているから親に「かたずけなさい」と言われました。果たしてあなたはお部屋をかたずけることができるでしょうか?
恐らく、この積み木はあの棚に、このおもちゃはこの棚にと、細かい指示をしなくては五歳児におかたずけはできないでしょう。
逆にあなたは20歳だとします。
同じように「この積み木はあの棚に…」と指示されると、あーはいはいわかりますよ!となりますよね?
それはあなたが過去に細かい指示を受けてきたからです。この子供の頃にもらった指示を具体、それをまとめたものが抽象です。
つまり、具体とは細かい事象であり、抽象は具体の事象を含めたボックスのことです。ちなみに本書では五感で感じられるものが具体であり、感じれないものが抽象であると書かれています。
具体と抽象であいての思考ルートを理解する。
具体と抽象がわかりました。
では早速これを使ってあいての思考をのぞいてみましょう。
この画像を見てわかる通り、ワンピースからすしとの話題にかわっています。
これはあいてにとってのワンピースという抽象ボックスの中に、すしという具体の事象があったためにおこりました。
これがあいての思考を理解するということです。
簡単にみえますか?しかし、意識しないとすぐに具体と抽象を見失い、迷子になります。
実践編
あなたが好きなアニメ漫画のキャラクター、友達、youtuberの言いたいこと、思考回路を意識的に考えてみましょう。
するとこの人が言いたいことはこれで、だからこのような発言、行動をしているのかぁと作品を一層たのしんだり、人との会話ではこの人の抽象の定義はこれで、この人が言いたいことはこれかぁ!と理解できるようになります。
(議論番組で定義定義うるさいのはこういうことです)
終わりに
具体と抽象を理解していけば、小論文もかけるようになるし、人との会話も円滑になり話のすれ違いによるストレスを減らすことができる。
今回紹介した本は他にもいろんなことがのっており知的におもしろいなと思える本です。
良ければ読んでみてくださいね。